『ホワイト企業の見分け方4選』
【ブラック企業の特徴に当てはまらない企業を探す】
〈ホワイト企業の特徴〉
ホワイト企業か判断するには、ブラック企業の特徴に当てはまらないか確認しましょう。ブラック企業と同じで、ホワイト企業にも厚生労働省による明確な定義はないからです。
とはいえ、ホワイト企業かどうかは、自身の感覚によります。業務内容や離職率の低さ、残業時間の少なさなど、自身で判断基準を設けておくと見極めやすいです。
「ホワイト企業アワードを見る」
ホワイト企業アワードを受賞した企業は、ホワイト企業だと判断できます。ホワイト企業アワードは、いっぱんざいだんほうじん日本次世代企業普及機構が行っているイベントで、ホワイト企業に認定された企業から選出されます。
なお、日本次世代企業普及機構の基準では、ホワイト企業に認定されるのは「家族に入社を勧めたい次世代に残していきたい」企業で、審査もかなり厳しいです。
ホワイト企業に認定されていたり、アワードに選出されていれば、ブラック企業ではありません。
「ホワイト企業マークのある企業を見る」
ホワイト企業マークも、ホワイト企業と判断する材料です。ホワイト企業マークとは、それぞれの基準において、厚生労働省に認定された企業に付けられる物です。
そのため、マークのある企業は基準や審査をクリアした優良企業になります。ホワイトマークを取得した企業は優ジロウで検索できるので、自身の希望する企業が、認定を受けているか調べてみましょう。
また、ホワイト企業認定マークやなでしこ銘柄といった、厚労省以外から付与されるマークもあります。
「ホワイト企業ランキングを見る」
ホワイト企業ランキングを見るのも、1つの判断基準です。有価証券報告書や財務諸表などの開示データや、社員たちの口コミからランキングを選定しています。業界ごとのランキングも選定しているので、参考にしてください。
「ブラック企業を避けて転職・就職する方法」
【ブラック企業の特徴を満たしている会社を避ける】
- 求人を頻繁に出している
- 曖昧な内容を売り文句にしている
- 同業他社よりも条件が異常に良い/悪い
- 口コミの評判が悪い
- 人間関係が悪い
- 残業代が出ない
- 休日出勤が多い
- 離職率が高い
- 有給が取れない
- 業務外のイベントへの強制参加
ブラック企業の特徴を満たす企業を避ければ、ブラック企業に入る可能性は低くなります。口コミサイトや就職四季報などで、企業の情報収集を行いましょう。
ただし、実態をうまく隠している企業も存在するので、ブラック企業に入る可能性はゼロにはならないことは覚えておいてください。
【譲れない条件と妥協できる条件を決める】
転職先や就職先が見つからない場合は、企業の条件を決めるべきです。残業時間が短く、給料が高く、福利厚生も充実している企業はほとんどないからです。
理想を求めすぎると、良い企業が見つからず、焦りからブラック企業に入ってしまったり、内定をもらえず就職浪人になったりと言ったことも考えられます。
譲れない条件と妥協できる条件を決めて、最低ラインを敷いておくことが大切です。
【転職エージェントを利用する】
転職エージェントを利用するのは、転職活動を成功させるのに最も確実な方法です。転職エージェントのビジネスモデルは、求職者を希望の仕事に転職させることなので、転職成功のために手厚く支援をしてくれます。