『AIに奪われる?将来なくなる仕事、なくらない仕事』

10年後!】AIによって将来どれくらいの仕事/職業が奪われるの?

 

 

2015年に、オックスフォード大学と野村総研によって、「日本の労働人口49%がAIやロボット等で代替可能になる」と発表されました。

AI化が難しいと思われていた仕事も、だんだん代替が始まっていっているのです。

人為的なミスの喪失や、労働時間管理が必要でなくなるなど、AI化が進むメリットは多くあります。

ですが、AIでも行代替することが出来ない仕事/職業があります。

AIによって奪われる仕事はありますが、代替できない仕事とそれに伴う雇用の増加もあるので、一概に仕事がなくなっていくとは言いづらいです。

 

 

AIに奪われる?】将来なくなるかもしれない仕事/職業ランキング一覧

 

将来なくなるかもしれない仕事/職業

  • 仕事①:電車運転士
  • 仕事②:一般事務員
  • 仕事③:路線バス運転手
  • 仕事④:警備員
  • 仕事⑤:スーパー・コンビニ店員
  • 仕事⑥:タクシー運転手
  • 仕事⑦:銀行員
  • 仕事⑧:プログラマー
  • 仕事⑨:工場勤務者

 

 

①電車運転士(平均年収:681万円)

電車などは、すでにATO(自動列車運転装置)が導入され始めているからです。

非常事態の対応のために完全に無人化にすることは難しいですが、電車運転士の仕事は大きく減ることになります。

なので、今後ATO(自動列車運転装置)の精度が上がっていくことを考えると、電車運転士は将来なくなるかもしれない仕事/職業の1つです。

 

 

②一般事務員(平均年収:302万円)

データの入力作業や処理業務は、AIの最も得意とする分野だからです。

一昔前までは書面で行っていたことが、デジタル化し始めています

データの入力作業や処理業務のようなルーティンワークは、AIの方が早く正確に遂行できるのです。

また、人件費や労働時間管理なども行う必要がなくなるので、効率が良いこともあります。

なので、一般事務員は将来なくなるかもしれない仕事/職業の1つです。

 

 

③路線バス運転手(平均年収:350万円)

自動車の運転技術が進むことで、運転手の需要がなくなると考えられるからです。

最近では、人を感知して勝手にブレーキをかけてくれる自動ブレーキ搭載の自動車も販売され始めています。

自動運転に対応した法律が整備されていないので、すぐになくなるとは言えません。

ですが、法律が整備され始めると、運転手は需要がなくなることになります。

なので、路線バス運転手は将来なくなるかもしれない仕事/職業の1つです。

 

 

④警備員(平均年収:329万円)

監視カメラやセンサー技術の向上によって、警備員がいなくても24時間365日監視することが可能になったからです。

また、ルートをインプットして巡回させるAI警備ロボットもすでに稼働し始めています。

AI警備ロボットは、人間と違ってミスを犯すことが少なく、精度も低下しません。

なので、警備員は将来なくなるかもしれない仕事/職業の1つです。

 

 ⑤スーパー・コンビニ店員(平均年収:370万円)

最近では、電子マネーの浸透や自動レジの導入によって、無人での対応が可能になってきているからです。

単純なレジや品出しはAI化され、必要な従業員数は減っていくのです。

また、インターネットの通販が一般化することで、コンビニやスーパーマーケットの店舗数が減ることも考えられます。

 

 

⑥タクシー運転手(平均年収:354万円)

こちらもバスの運転手と同じく、自動車の運転技術が進むことで、運転手の需要がなくなると考えられるからです。

自動運転技術が進化し、人を感知して止まる自動ブレーキ搭載の車も販売され始めています。

タクシーのAI化は、バス停などがない分、路線バスよりも実現が難しいかもしれません。

ですが、法整備が整ってAIによる自動運転技術が上がっていけば、確実にタクシー運転手は将来なくなるかもしれない仕事/職業の1つになります。

 

 

⑦銀行員(平均年収:608万円)

AIによるフィンテック化やキャッシュレス化が進み、銀行員の作業量が減っているからです。

フィンテック化で銀行業務が合理化され、ほとんどがインターネット上で完結するようになりました。

そして、AIが処理するビッグデータの方が、人のノウハウよりも圧倒的な情報量と正確さがあります

人間にしかできない業務もあるので、一概には言えません。

ですが、AIが進歩していくと、銀行員は将来なくなるかもしれない仕事/職業の1つになっていきます。

 

 

プログラマー(平均年収:438万円)

機械学習と移動ロボット工学の進歩によって、米国において10~20年以内(2023~2033年以内)に多くの職業がなくなる(機械に代替される)とされています。

プログラムのコーティングや、AIの台頭によって、プログラマーの仕事がなくなってきているのです。

また、人件費の安い海外に仕事を外注するオフショア開発も進んできています

日本国内では、プログラマーは将来なくなるかもしれない仕事/職業の1つになる日も近いのかもしれません。

 

 

⑨工場勤務者(平均年収:300万円)

工場勤務のようなルーティンワークは、AI化しやすいからです。

AI技術の発達によって、不良品や異物混入の発見、検品や在庫管理などを自動化することで品質向上やコスト削減、安全性の向上などが実現されていきます。

無人の工場が誕生する日も近いのかもしれません。

 

 

【その他の仕事一覧】

将来AIに奪われるかもしれないと言われている仕事

経理事務員 / 包装作業員 / じんかい収集作業員 / 郵便外務員 / 学校事務員 / ビル清掃員 / 銀行窓口係 / 計器組立 / 工金属製品検査工 / 給食調理人 / 弁当・惣菜類造工 / 新聞配達員 / マンション管理人 / 通関士 / ホテル客係 / 自動車組立工 / 測量士 / 刑務官 / 秘書 / 航空管制官 / 税務職員 / 行政書士 / 税理士 / 航空自衛官etc…

 

 

AIがあっても将来なくならない仕事/職業ランキング一覧」

AIがあっても将来なくならない仕事/職業

  • 仕事①:AIエンジニア
  • 仕事②:看護師
  • 仕事③:医師
  • 仕事④:データサイエンティスト
  • 仕事⑤:コンサルタント
  • 仕事⑥:営業職
  • 仕事⑦:クリエイター系

 

AIエンジニア(平均年収:587万円)

AIは、進歩しているものの機械自体を開発できるようなレベルにはなっていません

AIエンジニアは、学習機能の分野を担う「プログラマー」と、データ解析を基にプログラムを改善する「データサイエンティスト」の2つに分かれます。

そして、AIの需要が高まっている今、AIエンジニアのニーズも上がっていっているのです。

AIを管理できる人間は、AIが進歩している世の中で重要な役割を持つことになります。

 

②看護師(平均年収:492万円)

看護師は、AIが代替することができない対応が求められる仕事だからです。

看護師は常に患者や利用者の状態を把握し、ちょっとした変化にも気づいて判断し、対処する必要があります。

そして、精神的ケアも担う必要があるのです。

業務の一部をAIに任せることはあっても、看護師の業務はなくならないと思われます。

 

③医師(平均年収:1169万円)

医師は、人の命にかかわるため責任が大きくある仕事だからです。

手術には専用の機器を使った繊細で複雑な手作業が求められます

また、AIが信じ切られていない今の時代では、AIに診断されることに対する患者の心理的抵抗感も大きいのです。

看護師と同じく、医者のサポート役としてAIは活用されていくでしょう。

 

④データサイエンティスト(平均年収:697万円)

データサイエンティストは、ビジネスとITの両方の知識が求められる専門職だからです。

データサイエンティストは、AIが集めてくれたデータを解析し、情報を活用する仕事です。

データを構造化して戦略的に活用することは、AIが行うことの出来ない仕事になります。

 

コンサルタント系(平均年収:607万円)

コンサルタントは、「相談に乗る」力と「提案する」力が必要だからです。

問い合わせに対して24時間自動応答するAI搭載のチャットボットの精度はどんどん上がっています。

しかし表情や会話などからニーズをくみ取って提案する力、状況に合わせて相談する力など、きめ細やかなサポートに必要なものがAIには欠けているのです。

 

⑥営業職(平均年収:480万円)

AIがあっても将来なくならない仕事/職業の6つ目は、営業職です。

営業職は、コミュニケーション能力が求められる仕事であり、対応力が求められる仕事だからです。

営業職は、顧客とコミュニケーションを取り、ニーズを理解して商品を販売する必要があります。

ですが、AIには理解できない商品の性質や、顧客のニーズも存在するのです。

自分で考えて会話、行動することが難しい現代のAIには営業職は難しい職業になります。

 

⑦クリエイター系(平均年収:518万円)

AIは、人間のように新しいものを生み出すことが得意ではないからです。

現代のAIは、感情を持ち合わせていません。

さらに、独自のアイデアを生み出すこともAIにはできないのです。

発想力、想像力、感性は、AIが持ち得ない人間のセンスです。

 

 

【その他の仕事一覧】

AIがあっても将来なくならない仕事と言われている仕事/職業

精神科医 / 言語聴覚士 / 中学校教員 / 教育カウンセラー / バーテンダー / 助産 / ゲームクリエイター旅行会社カウンター係 / フードコーディネーター / 小学校教員 / 経営コンサルタント / ネイルアーティスト / 保育士 / スポーツインストラクター / 雑誌編集者 / エコノミスト / グラフィックデザイナー / 観光バスガイド / ディスクジョッキー / ファッションデザイナー / ペンション経営者アロマセラピスト / ツアーコンダクター / 警察犬訓練士 / ソムリエ / 報道カメラマン / インテリアコーディネーター / 映画監督 / 舞台演出家 / 俳優 /アナウンサー / 芸能マネージャー

 

 

AIによって将来奪われる可能性の高い仕事/職業の特徴」

  • 特徴①:単純なデスクワークの仕事
  • 特徴②:機械操作がメインの仕事
  • 特徴③:決まった作業を行う仕事

 

特徴①単純なデスクワークの仕事

AIでも行うことが出来るようなルーティンワークの仕事は、将来AIによってなくなる可能性が高いです。

一般事務員が行っているような書類作成や、計算業務はその仕事の1つといえます。

それは、人為的ミスが起こることもなく、人件費の削減にもなるからです。

 

特徴②機械操作がメインの仕事

機械を操作するような業務は、人間ではなくAIの方が得意だからです。

また既に、工場の設備異常の検知や検品、機械の自動制御が行われ始めています。

AIが人間に変わって、工場のすべてを管理する日も近いかもしれません。

 

特徴③ルーティンワークを行う仕事

ルーティンワークを行っている仕事は、AIでも行うことが出来るからです。

コミュニケーションは、AIが行うことが出来ない人間のスキルです。

ですが、そのコミュニケーションを必要としない仕事は、AIに奪われてしまいます

 

 

「将来AIに奪われる仕事/職業に就かないための対策法」

  • 対策法①:AIが持てないスキルが身につく仕事/職業に就職する
  • 対策法②:資格を取得する
  • 対策法③:将来性のある業界に就職する

 

対策法①AIが持てないスキルが身につく仕事/職業に就職する

AIが持てないスキルを身につけることで、仕事を奪われることがないからです。

AIが持てないスキルとは、想像力やコミュニケーション力などです。

AIは、ルーティンワークやデータ分析は得意ですが、感情がなく発想力もありません

なので、想像力やコミュニケーション力が必要な仕事は、人間にとってかわることが出来ないのです。

 

対策法②:資格を取得する

AIが人間の仕事/職業を奪っていく時代でも使える資格を取得することで、AIに職を奪われなくなるからです。

フードコーディネーターや精神科医、スポーツインストラクターなどは今後も必要とされる資格と言われています。

 

対策法③:将来性のある業界に就職する

将来性がある業界に就職することで、AIに仕事を奪われる可能性が少なくなるからです。

また、先述したAIがあっても将来なくならない仕事/職業に就くことも効果的かもしれません。